関東甲信は猛暑と雷雨が続く 今夜も天気急変に注意 2週間天気
まだ梅雨明けの発表がされていない関東甲信地方ですが、今日4日(金)も気温がぐんぐん上がっていて、千葉県や埼玉県などで35℃以上の猛暑日となっている所があります。この真夏のような暑さはしばらく続く見込みです。また、引き続き今夜にかけても大気の状態が非常に不安定となり、雷雨となる所がありそうです。天気の急変にご注意ください。
●2週間天気前半(5日~11日) 雷雨と猛暑に注意
関東甲信地方は、この先も高気圧に覆われて、晴れる日が多いでしょう。
ただ、今日4日(金)も、日中の気温上昇や暖かく湿った空気、上空の寒気の影響で、大気の状態が非常に不安定になっていて、午後になると山沿いから雨雲が湧き出しています。
このあと発達した雨雲は東へ移動する見込みで、夕方は長野県を中心に、今夜7時から8時頃には東京など関東南部でも天気急変の恐れがあります。落雷や突風、急な強い雨にご注意ください。
また、来週の9日(水)以降も、群馬県や栃木県など内陸部を中心に、午後は雨雲が湧きやすく、にわか雨がありそうです。
気温は、この先も平年(東京は最低気温19℃、最高気温28℃)より5℃以上高く、猛暑と熱帯夜(夜間の気温が25℃以上)が続く見通しです。昼夜を問わず、熱中症に気をつけましょう。
●2週間天気後半(12日~17日) 高温多湿 熱中症に注意
12日(土)以降も、高気圧の勢力圏内ですが、南からの湿った空気の影響を受ける見込みです。
このため、晴れ間が出ますが、群馬県など内陸を中心に雨の降る日もあるでしょう。
最高気温は、引き続き高く、各地で35℃前後の日が続きそうです。こまめに水分を補給するなど、体調管理にお気をつけください。
●熱中症予防ポイント
熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。