3日も猛烈な暑さと天気急変 滝のような非常に激しい雨の所も 空模様の変化に注意
今日3日も猛烈な暑さと天気の急変に注意が必要です。局地的に滝のような非常に激しい雨の降る所も。晴れていても空模様の変化にご注意ください。最高気温は九州から近畿の内陸を中心に35℃以上の猛暑日となる所が多いでしょう。
●晴れていても天気の急変に注意 滝のような雨の降る所も
3日は西日本を中心にした高気圧に覆われるでしょう。ただ、日中の気温の上昇や上空の寒気の影響で、九州から東北にかけて大気の状態が非常に不安定となりそうです。
九州、四国、中国地方は広く晴れるでしょう。近畿や東海、関東、東北は雲が多めながらも晴れ間がありそうです。ただ、九州から東北にかけて、大気の状態が非常に不安定になるため、午後は局地的に、にわか雨や雷雨がありそうです。バケツをひっくり返したような激しい雨の降る所があるでしょう。
特に関東甲信や東海では内陸を中心に、雷を伴って、滝のような非常に激しい雨が降る所がありそうです。落雷、突風にも注意が必要です。各地ともお出かけの際に晴れていても、天気の急変に備えて折り畳み傘をお持ちになると安心です。日中の日差しが強いため、日傘を兼ねた晴雨兼用傘があると良いでしょう。
北海道は雲に覆われて、所々で雨や雷雨となりそうです。こちらは傘が手放せないでしょう。沖縄も晴れますが、にわか雨や雷雨にご注意ください。
●最高気温35℃以上の猛暑日の所も 17県に熱中症警戒アラート
今日3日も九州から北海道は真夏並みの暑さとなるでしょう。全国のアメダスの7割以上で30℃以上の真夏日になりそうです。特に九州から近畿にかけての内陸を中心に35℃以上の猛暑日が続出しそうです。甲府や福島など、関東甲信や東北でも一部で35℃以上の所がありそうです。大分県日田市などでは、体温超えの38℃の予想です。危険な暑さとなるでしょう。沖縄は平年並みですが、30℃以上の真夏日が続く見込みです。
今日は沖縄と九州から近畿の17県に熱中症警戒アラートが発表されています。暑さを避けてなるべく涼しい場所で過ごしたり、のどが渇く前に水分補給や塩分補給をするなど、万全の熱中症対策をしてお過ごしください。
●熱中症の応急処置のポイント
熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。