今朝(26日)は前線の通過に伴い、中国地方を中心に雨雲が発達しました。岡山県や鳥取県、岐阜県などで、記録的な大雨になった所も。このあとも引き続き、近畿、東海、関東などを中心に局地的な激しい雨や雷雨にご注意ください。

●中国地方や東海などで記録的な大雨に

今朝(26日)は、寒冷前線の通過に伴い、西日本を中心に活発な雨雲がかかっています。これまでに岡山県の井原市佐屋や鏡野町恩原では1時間に40ミリを超える激しい雨が降りました。また鳥取県米子市では午前3時50分までの3時間降水量が77.0ミリを観測しました。また鳥取県大山町塩津や鳥取市でも3時間降水量が60ミリを超えて、いずれも統計開始以来6月としては1位を記録しました。また、岐阜県大垣市上石津では72時間の降水量が411.0ミリで、2016年の観測開始以来、1位を記録するなど、中国地方や東海などで記録的な大雨となっています。

その他にも西日本では、1時間に20ミリ以上の土砂降りの雨となっている所もあります。関東も千葉県や栃木県で1時間に10ミリ以上のやや強い雨が降った所がありました。

●大雨警報も 関東も再び雨に

今日26日は、このあと中国地方は次第に雨がやみますが、四国や近畿、東海、北陸などで雨の降る所が多いでしょう。午前9時現在、京都府の北部と南部、石川県加賀地方に大雨警報、石川県能登地方に洪水警報が発表されています。低い土地の浸水や河川の増水に警戒してください。

また、関東では日中は一旦雨がやみますが、大気の状態が不安定で、再び雨が降り出すでしょう。雷を伴って激しく降る所もありますので、夜にかけて急な激しい雨や雷雨にもご注意ください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士