27日から真夏のような日差しと猛暑 九州~東北は7月上旬に梅雨明けか 2週間天気
26日(木)頃にかけて梅雨空。27日(金)以降は九州から関東を中心に、再び真夏のような天気が続く予想。九州から東北では7月上旬に続々と梅雨明けし、短い梅雨になる可能性も。体にこたえる暑さが続くため、熱中症対策は万全に。
●今週後半は再び真夏のような天気に
明日24日(火)も梅雨前線の活動が活発となるため、九州から東海は断続的に雨脚が強まるでしょう。北陸や東北は午前を中心に雨が降り、関東は午後ほど広い範囲で雨が降りそうです。局地的には雷を伴った激しい雨が降るため、土砂災害や低い土地の浸水などに注意、警戒してください。
今日23日(月)午前9時に小笠原近海で発生した台風2号は、25日(水)の朝には伊豆諸島付近で熱帯低気圧に変わりますが、本州付近には暖かく湿った空気の流れ込みが続きます。また上空には寒気が流れ込むため、西日本を中心に雨雲が発達しやすいでしょう。急に激しい雨が降ったり、落雷や突風が吹いたりするおそれがあるため、空模様の変化に注意が必要です。
26日(木)も曇りや雨の所が多いですが、27日(金)以降は広い範囲で晴れるでしょう。九州から関東では強い日差しが照り付け、真夏のような暑さが続きそうです。内陸部では最高気温35℃以上の猛暑日になる所もあるでしょう。喉が渇く前に水分をとり、室内ではエアコンを使って涼しい環境にしてお過ごしください。
●朝から夜まで暑さが続く 梅雨明けは?
7月1日(火)以降、沖縄や九州から東海では晴れる日が多いでしょう。5日(土)頃の雨は注意が必要で、複数あるスーパーコンピュータの予想の中には、熱帯擾乱(熱帯低気圧や台風)が沖縄付近に近づく予想もあります。最新の情報を確認してください。関東も梅雨の晴れ間となる日が多いですが、4日(金)から5日(土)にかけては雨が降りやすいでしょう。東北や北海道も、4日(金)から5日(土)頃を中心に雨が降りそうです。
最高気温は沖縄や九州から関東で、連日30℃超え。35℃以上の猛暑日になる所もあるでしょう。また、夜間の気温が25℃を下回らない熱帯夜の続く所が多くなりそうです。東北と北海道は連日のように30℃近くまで上がり、不快な蒸し暑さでしょう。
6月19日(木)に日本気象協会が発表した第1回「2025梅雨明け予想」では、九州から東北にかけて「7月上旬」となっています。太平洋高気圧が早い時期から強まっていて、梅雨明けする可能性がある時期は、早ければ6月末~7月初め頃、もしくは7月中頃と考えられます。幅のある予報を踏まえて、7月上旬ごろに梅雨明けする見込みです。今年の暑さは長期戦となるため、昼夜を問わずエアコンを使うなど、万全の熱中症対策をしてください。