今日23日は近畿各地で土砂降りの大雨に 26日にかけても梅雨空が続く
今日23日の近畿地方は、午後も激しい雨や雷雨の所がある見込みです。急に強まる雨や落雷、竜巻などの突風に注意をしてください。明日24日から26日(木)にかけても雨の降りやすい日が続きますが、その後は晴れ間が戻りそうです。
●今日23日は午後も激しい雨に注意
今日23日は西日本に停滞している梅雨前線の影響で、近畿地方の広い範囲で雨が降っています。雷を伴っている所があり、バケツの水をひっくり返したような激しい雨の降っている所もあります。
これから今夜にかけても、近畿地方は断続的に雨が降り、雷を伴う所がある見込みです。昼過ぎまでを中心に、局地的に激しい雨の降るおそれもあります。河川の増水に十分注意をし、急に強まる雨や、落雷、竜巻などの突風にも注意をしてください。
●26日にかけて梅雨空 27日には晴れ間が戻る
近畿地方は、明日24日も雨が降りやすく、雷を伴う所があるでしょう。引き続き、急に強まる雨や落雷、突風に注意をしてください。
25日(水)から26日(木)にかけても雲が広がり、雨の降る時間がある見込みです。お出かけの時は折り畳みの傘を持っておくと安心です。
27日(金)以降は次第に晴れ間の広がる所が多くなるでしょう。日差しとともに、厳しい暑さも戻りそうです。湿気が多く、身体に熱がこもりやすいため、熱中症対策を十分に行ってください。
●大雨の時に危険な場所
大雨の時は、安全を確保するために以下の点に注意してください。
① 河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。
② 運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によって、ドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険です。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。
③ 山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。
④ 地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてください。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちです。こまめに気象情報を確認し、速やかに地上に移動できるようにしておきましょう。
⑤ 上流にダムのある河川の近くに住んでいる場合は、ダムの水位情報を確認するようにしましょう。大雨が長時間にわたって降り続くと、ダムは決壊を防ぐために放流を始める場合があります。