台風2号「セーパット」発生 接近前から関東で土砂降りの雨や雷雨のおそれ
今日6月23日(月)午前9時、小笠原近海で、台風2号「セーパット」が発生しました。熱帯由来の湿った空気が流れ込み、接近前から関東などで土砂降りの雨や雷雨のおそれ。動向に注意が必要です。
●台風2号「セーパット」発生
今日6月23日(月)午前9時、小笠原近海で、台風2号「セーパット」が発生しました。中心気圧は1004hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。台風2号は今後、北よりに進み、本州に近づく見込みです。
今後はあまり発達することなく、25日(水)までには八丈島の南で熱帯低気圧に変わる見通しですが、熱帯由来の暖かく湿った空気が流れ込み、関東などでは接近前から土砂降りの雨や雷雨となるおそれがあります。特に、24日(火)~25日(水)が要注意です。また、本州付近には梅雨前線が停滞しているため、梅雨前線+台風=大雨となる可能性もあるため、今後の情報には十分にご注意ください。
●台風の名前
「セーパット」は、マレーシアが用意した名前で「淡水魚の名前」に由来しています。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。