梅雨の中休みが終わり、中国地方は今週末21日(土)から再び曇りや雨のぐずついた天気になるでしょう。22日(日)から25日(水)にかけては広く雨が降り、まとまった雨となるでしょう。大雨になる可能性があります。

●明日20日(金)まで梅雨の中休み 真夏並みの暑さ続く

中国地方は明日20日(金)も晴れて、真夏並みの暑さとなるでしょう。日中は強い日差しが照り付け、最高気温は35度近くになる所が多いでしょう。今日19日(木)よりも湿った空気が流れ込みやすくなり、蒸し暑さも増す見込みです。
家の中でも熱中症のリスクが高まります。エアコンを使うなどして涼しい環境にして過ごしてください。こまめに水分や休憩をとり、熱中症対策を行ってください。

●21日(土)以降は梅雨空が戻る 来週にかけてまとまった雨に

21日(土)からは日本海に梅雨前線がのび、来週の中頃にかけて本州付近へ南下する見込みです。

21日(土)は次第に雲が広がるでしょう。日中の最高気温は少し晴れ間が出る東部ほど高く、35℃近くになる所もある見込みです。
22日(日)から25日(水)にかけては活動が活発な前線の影響で中国地方は雨が降り、まとまった雨となるでしょう。大雨になる可能性があります。
また、夜間は気温が下がりにくく、熱帯夜になる所もあるでしょう。日中は湿気が多くなるため、蒸し暑くなりそうです。一日を通して熱中症対策が必要です。

●22日(日)~25日(水)は大雨のおそれ

梅雨入りしてからの中国地方の降水量の平年比(6月9日~18日の10日間降水量の平年比)は、山口県や瀬戸内沿岸部を中心に平年を上回った所があるものの、平年より少ない所が多くなっています。
ただ、22日(日)からは、中国地方は梅雨前線の南側に位置し前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込みやすい状況が続くため、まとまった雨となるでしょう。局地的に激しく降り、大雨になる可能性もあります。
24時間降水量は、23日(月)は山口県で100ミリくらいになるでしょう。24日(火)は山口県や島根県、広島県北部で100ミリくらいとなり、山口県で150ミリくらいになる所もある見込みです。また、22日(日)や25日(水)も局地的に100ミリくらいとなるでしょう。

低い土地やアンダーパスの浸水、河川の増水や土砂災害に十分ご注意ください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士