明日20日(金)から22日(日)にかけても、関東は広く晴れて、真夏のような暑さが続きます。午後は内陸部を中心に雨の降る所があるものの、広く雨の降ることはなく、強い日差しが照り付けます。今週末にかけても、熱中症に厳重な警戒が必要です。

●明日20日(金)も晴れて厳しい暑さ 午後は急な雨に注意

今日19日(木)も日差しが照り付け、朝から気温が上昇しました。14時40分までの最高気温は群馬県桐生で36.7℃、埼玉県鳩山36.2℃、東京都八王子で35.7℃と猛暑日(最高気温が35℃以上)になりました。

明日20日(金)も高気圧に覆われますが、消えていた梅雨前線が、中国大陸から日本海にかけて延びる見込みです。関東甲信は午前を中心に広く日差しが届くでしょう。ただ、午後は気温の上昇とともに湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となります。関東北部や内陸の地域の所々でにわか雨がありそうです。外出の予定がある方は、日焼け対策とともに、急な雨にも対応できるよう、晴雨兼用の傘を持っていくと良いでしょう。

また、最高気温は今日19日(木)よりも低い所が多いですが、広く30℃以上となる見込みです。まるで梅雨明けのような暑さが続きます。室内では冷房を使用し、こまめに水分補給をするなど、熱中症対策をしっかりと行ってください。

●21日22日も晴れるが午後は天気の急変に注意 昼夜を問わず熱中症に警戒

21日(土)は、南部を中心におおむね晴れる見込みです。午後は栃木県や群馬県の山沿いの地域の所々で雨雲がわきそうです。
最低気温は熊谷で24℃と、熱帯夜に近い暑さとなるでしょう。夜の熱中症にも注意が必要です。冷房はつけたままで、寝る前にコップ一杯の水を補給するなど、暑さ対策をしてお休みください。最高気温も33℃前後で、暑さが続くでしょう。

22日(日)も日差しが届きますが、次第に西から雲が広がりそうです。午後は長野や関東北部で雨が降るでしょう。最高気温は引き続き30℃以上の予想です。熊谷では35℃と、猛暑日になるでしょう。外でのレジャーや屋外での作業の予定がある方は、こまめに日差しがさえぎられる屋根の下や、涼しい室内で、休憩をとるようにしてください。

●夏至目前 年間で紫外線が最も強い時期 万全な対策を

21日(土)は二十四節気の夏至で、一年で最も昼間の時間が長くなります。その分、強い紫外線も地上に長く届きます。

紫外線は、体の中でビタミンDを作るのを助ける役目もありますが、紫外線を浴びすぎるのは、要注意です。紫外線による皮膚への影響を防ぐには、日焼けしてからの手入れでは、対策が遅すぎます。紫外線の浴びすぎを防ぐには、次のような対策がおススメです。

① 長袖の衣類や、UVカット効果のある衣類を選びましょう。ただ、暑い時期には、無理をして、熱中症にならないよう、通気性の良い素材などを選ぶことを、心がけてください。
② 洋服などで覆うことができない所は、日焼け止めを塗るのも効果的ですが、汗をかくと、日焼け止めが流れてしまいます。日焼け止めは、こまめに塗りなおしましょう。
③ 紫外線は、眼からも浴びてしまいます。サングラスをかける場合は、眼にフィットした紫外線防止効果のあるサングラスを選ぶと、最大で紫外線を90%もカットすることができます。

情報提供元: tenki.jp日直予報士