今週末にかけて、全国的に気圧変化に伴う頭痛、首や肩のこり、めまい、全身倦怠感、関節痛、低血圧などにご注意ください。特に、21日(水)からは、福岡など西日本から気圧が下がり、22日(木)は大阪、名古屋、東京、仙台など広い範囲で影響度が「大」となっています。規則正しい生活とストレッチなど軽い運動を心がけ体調不良の予防を心がけましょう。

●21日(水)～22日(木)は広く影響度「大」

この先、本州付近は度々、梅雨前線や低気圧の影響を受け、晴天は長続きしません。

明日20日(火)は、西日本や東日本は晴れますが、21日(水)は早くも西から天気は下り坂に向かいます。このため、西日本から気圧が下降する所が多く、福岡は影響度が「大」です。症状が出る前に早めの対策を心がけましょう。起床時は伸びをして背骨を整え、ストレッチなど軽い運動も効果的です。

22日(木)は、大阪、名古屋、東京、仙台など、影響度「大」エリアが広がります。気圧変化によって、体調を崩しやすい方はご注意ください。耳を回すなどマッサージや耳回し、耳・首・肩をあたためると良いです。

●23日(金)は気圧上昇↑　24日(土)は気圧低下↓

23日(金)は、いったん天気が回復し、気圧は上昇する所が多いですが、24日(土)は一転、気圧は急降下。東京などで、気圧上昇・低下の影響度が「大」となります。

頭痛、首や肩のこり、めまい、全身倦怠感、関節痛、低血圧などの体調不良のほか、気圧の急な変化によって気持ちが落ち込みやすくなることがあります。早寝、早起き、バランスの良い食事を心がけ、気圧予報をこまめにチェックしましょう。

医学的表記監修:せたがや内科・神経内科クリニック　久手堅司先生

情報提供元： tenki.jp日直予報士