今日5日(こどもの日)は西から天気が下り坂で、明日6日(振替休日)は広い範囲で雨。沖縄は明日にかけて、九州南部では明日は大雨になる所もあるため、土砂災害や低い土地の浸水などに注意が必要。四国~関東では雨や風が強まり、車の運転は見通しが悪くなる所も。交通への影響が出るおそれもあるため、最新の交通情報や気象情報の確認を。

●明日(振替休日)にかけて沖縄本島地方で警報級の大雨のおそれ

今日5日(こどもの日)は前線の影響で、南西諸島は所々で雨が降っており、局地的に発達した雨雲や雷雲がかかっています。

沖縄本島地方では、明日6日(振替休日)にかけて断続的に雨が降り、昼頃までは激しい雨や雷雨の所があるでしょう。沖縄本島地方では明日6日にかけて、先島諸島では今日は、雨雲の発達の程度によっては「警報級の大雨」になるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分ご注意ください。

大雨が発生したら、適切な対応ができるよう、事前に確認しておくことが大切です。安全を確保するために以下の点に注意してください。
①河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。
②運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。
③山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。
④地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてください。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちです。

●6日(振替休日)は雨・風強まる 交通への影響が出るおそれも

明日6日は本州の南を前線や低気圧が通過する見通しです。

沖縄や九州~東北の広い範囲で雨が降るでしょう。沖縄や九州~関東は、局地的にカミナリを伴った激しい雨が降りそうです。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

九州南部や奄美では24時間で100ミリの大雨になる所がありそうです。沖縄や九州~東北では風が強まり、横殴り強い雨になる所があるでしょう。

交通機関へ影響が出ることも考えられます。連休最終日のUターンラッシュの時間帯に、雨と風のピークが重なる所もあるでしょう。最新の気象情報や交通情報を確認しつつ、予定の変更も検討なさってください。

●明日6日 気温は朝から上がらない 上着が必要な所も

明日6日(振替休日)は、九州から東北では雨で、朝から気温がほとんど上がりません。日中の気温は20℃に届かない所が多く、強めに吹く北よりの風と雨で、体感温度を下げるでしょう。

今日5日(こどもの日)は、沖縄や九州、四国では25℃を超えた所もありましたが、一転して日中も空気がヒンヤリ感じられそうです。風を通しに食い上着があると良いでしょう。

連休明けの7日(水)以降は天気が周期的に変わります。次に雨が降るのは、9日(金)から10日(土)です。九州から関東の太平洋側を中心に発達した雨雲がかかり、大雨になるおそれがあります。最新の気象情報にご注意ください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士