今日26日(土)~明日27日(日) 近畿地方は行楽日和 寒暖差・黄砂・乾燥に注意
近畿地方では、今日26日(土)から明日27日(日)にかけて広く晴れる見込みです。4月も終わりが見えてきましたが、春の5Kのうち、この土日は寒暖差に注意が必要です。また、今日の午前中は黄砂、明日にかけては乾燥にも注意をしてください。
※春の5K:花粉、黄砂、寒暖差、乾燥、強風
●今日26日(土) 午前中は黄砂飛来の可能性 黄砂による不調にご用心
今日26日(土)の近畿地方は広く晴れる見込みです。北からの乾いた空気に包まれ、昼間はカラッとした陽気になる所もあるでしょう。
なお、昨日に続き、今日の午前中も大陸から黄砂が飛来する可能性があります。航空関係など交通機関に影響が出るほどの濃度ではなくても、健康に影響が出る可能性はあります。終息に向かいつつあるヒノキ花粉も、少量ですが飛散する見込みです。花粉症の方は黄砂によって症状が出やすくなるかもしれません。黄砂や花粉による不調にお気をつけください。
●明日27日(日) 朝と日中の寒暖差が大きい 朝は遅霜、昼は熱中症に注意
明日27日(日)の近畿地方は、午前中はおおむね晴れる見込みです。午後は雲が広がりやすくなりますが、上空の薄い雲が中心で天気を崩す雲ではないでしょう。
なお、今夜から明日の朝にかけて晴れるため、放射冷却現象で内陸部を中心に冷え込む見込みです。明日の朝は、霜が降りる目安とされている、最低気温4℃よりも冷え込む所があるでしょう。農作業がいよいよ本格的になる時季ですが、遅霜による被害に注意が必要です。観葉植物も霜の当たらない場所に移動しておくと良さそうです。
一方、日中は北部ほど気温が高くなる見込みです。明日になると南よりの風に変わるため、フェーン現象によって、北部では気温が30℃近くまで上がる所があるでしょう。朝と日中の寒暖差が大きくなり、北部の豊岡では気温差が20℃以上になる見込みです。気温の変化に体が追いつくのが難しくなることに加えて、体がまだ暑さに慣れていない時季です。急な暑さで体調を崩されないようにお気をつけください。特に屋外での作業や運動は熱中症に注意が必要です。
また、今日から明日にかけて空気の乾燥した状態が続きます。火の取り扱いに注意が必要です。レジャーで火を使う場合は火の後始末をしっかりとおこなってください。