21日以降は季節先取りの陽気 3月下旬は桜の開花ラッシュか 2週間天気
19日(水)頃までは冷たい雨や雪が降り、冬のような寒さが続く所も、21日(金)以降は平年を上回る暖かさがしばらく続き、桜のつぼみもほころびそう。積雪が多い所では、雪解けによる災害にご注意ください。
●19日頃までは冷たい雨や雪 冬の寒さも
明日18日(火)は日本海と四国の南に低気圧が発生する見込みです。九州から近畿は昼頃から、東海や関東、北陸も夜は雨や雪の降りだす所が多いでしょう。山沿いを中心に大雪になるおそれがあります。東北と北海道は雪が降りますが、次第に範囲は狭くなるでしょう。19日(水)は低気圧に近い東海や関東を中心に雨が降り、山沿いは雪。東北は平地でも雪の降る所が多く、交通への影響に注意が必要です。
20日(木・春分の日)以降は、広い範囲で晴れるでしょう。ただ、気圧の谷の影響を受ける北陸や東北、北海道は、所々で雨や雪が降りそうです。
最高気温は、20日(木・春分の日)までは全国的に平年より低いでしょう。福岡など10℃に届かない日もあり、真冬の寒さになりそうです。21日(金)からは春の暖かさが戻り、九州から関東では20℃を超える所が多いでしょう。22日(土)は仙台で17℃など、週末はゴールデンウィーク頃の陽気の所もありそうです。
●雨でも気温高く 桜が続々と開花へ
25日(火)以降は湿った空気が流れ込みやすいでしょう。九州から関東では、晴れていても急に雨の降る所がありそうです。28日(金)から29日(土)にかけては雨の範囲が広がり、桜の開花を促す雨になるでしょう。最新の桜の開花予想日は、東京で22日(土)、鹿児島と高知で23日(日)で、早い所では3月末にも見頃を迎えそうです。
最低気温、最高気温ともに28日(金)頃までは平年より高いでしょう。その後は平年並みに戻り、極端な冷え込みはなさそうです。積雪が多い所では雪解けが進むため、なだれや土砂災害などにご注意ください。