スギ花粉ピーク 今日14日も関東~九州で極めて多い いつまでたくさん飛ぶ?
広い範囲でスギ花粉の飛散がピークとなっています。今日14日(金)も九州から関東にかけては飛散量が「極めて多い」予想です。短い時間のお出かけもマスクなどの対策必須です。15日(土)から16日(日)はいったん飛散量が減る所が多いですが、17日(月)からは各地で非常に多く飛びそうです。
●スギ花粉は最盛期 今日14日は九州~関東で「極めて多い」
3月に入り、広い範囲でスギ花粉の飛散がピークとなっています。
今日14日(金)は、九州から関東で晴れる所が多く、花粉の飛散量は「極めて多い」予想です。お昼休みなどの短い時間の外出でもマスクをするなど対策が欠かせません。北陸や東北も「非常に多く」飛び、場所によっては「極めて多く」飛ぶでしょう。気温がそれほど高くなくても、風が強く吹くため、注意が必要です。
●大量飛散はいつまで
明日15日(土)は西から雨が降りだすため、九州では花粉が少なくなりそうです。中国・四国や近畿も飛ぶ量は減るでしょう。東海や関東は雨の降りだしが遅いため、花粉は「極めて多い」または「非常に多い」予想です。
16日(日)は各地で本降りの雨となるため、「少ない」所が多いでしょう。
ただ、花粉が落ち着くのは一時的です。17日(月)は太平洋側では雨上がりで気温が上がるため、非常に多く飛びそうです。その後、20日(木・春分の日)にかけても花粉の大量飛散が続くでしょう。
3月下旬になるとスギ花粉の飛散はピークを過ぎる所が多く、徐々に落ち着いてきますが、あと1~2週間は対策が欠かせません。また、スギ花粉に代わって、ヒノキ花粉の飛散が増えてくるでしょう。ヒノキ花粉に敏感な方は4月前半にかけて注意が必要です。
●帰宅後の花粉対策 体についた花粉を室内に入れないために
花粉症の症状を緩和させるには、できるだけ花粉を避けることが大切です。そのためには、帰宅した際、体についた花粉を室内にいれないよう、以下のことを心がけましょう。
① 上着を玄関先ではたくなど、室内に入る前に、洋服や髪の毛についた花粉を、落としましょう。花粉症でない方も、このひと手間を心がけていただけると、花粉症の方にとって過ごしやすい空間を維持することができます。
② 髪の毛についてしまった花粉は、シャンプーで洗い落とすのも効果的です。
③ 帰宅後は、すぐに、うがいをして、喉に流れた花粉を取り除きましょう。
④ 洗顔をして、顔についた花粉を落とすのも、おすすめです。洗顔の際は、眼や鼻の周りについてしまった花粉が、体内に侵入しないよう、気を付けてください。