今日5日は、低気圧の影響で、東北にも広く雪雲や雨雲がかかっています。山火事が続いている大船渡市ではおよそ2か月ぶりに10ミリ以上の降水を観測しました。東北では内陸部を中心に積雪が増えており、明日6日にかけて大雪に注意が必要です。

●内陸部を中心に積雪増 大船渡市はおよそ2か月ぶりに10ミリ以上の降水

今日5日から明日6日にかけて、低気圧が発達しながら関東沖から東北の東を進むでしょう。

今日5日、14時現在も東北には雪雲や雨雲がかかっています。内陸部を中心に雪が降り、6時間降雪量の最大値は福島県天栄村で14センチ(2時00分まで)、福島市の茂庭で13センチ(4時00分まで)、宮城県栗原市の駒ノ湯で12センチ(5時00分まで)を観測しました。

市街地でも雪が積もり、仙台市では7時00分に5センチ、盛岡市では7時00分に8センチの積雪を観測しました。

山火事が続いている大船渡市でも久しぶりのまとまった降水となっています。14時までの降水量は10.0ミリと1月6日以来およそ2か月ぶりに10ミリ以上の降水を観測しています。山火事が発生以来、初のまとまった降水となっています。

●明日6日昼前にかけて大雪の恐れ

明日6日昼前にかけて東北太平洋側では山沿いを中心に大雪となるでしょう。

明日6日昼前にかけて、大雪による交通障害、屋根からの落雪、なだれ、建物や農業施設への被害に注意・警戒してください。湿った雪のため、電線に着雪し、停電が発生する可能性もありますので、懐中電灯や暖をとるものを用意しておくと安心です。

大船渡市でも明日6日かけて雨や雪が降りそうです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士