今日22日(水)の関東は4日ぶりに安定した晴天となり、にわか雨はなし。空気が再び乾燥し、東京都内では午前から湿度20%台の所も。昼過ぎにかけて北よりの風がやや強く吹くため、火の元に注意。火事を防ぐ4つのポイントとは?

●関東 4日ぶり安定した晴天 再び空気カラカラ

関東地方は、19日(日)~21日(火)まで大気の状態が不安定となり、所々でにわか雨や雷雨がありました。

今日22日(水)は安定した晴天となり、にわか雨もないでしょう。ただ、再び空気が乾燥しています。東京都内では、練馬や府中、八王子などで、昼前から湿度が20%台まで下がっています。

東京都心も、昨日21(火)は最小湿度(一日の中で一番下がった値)が50%でしたが、今日22日(水)はすでに32%(午前11時42分)まで下がっています。

その他の関東各地も、昨日21日(火)より湿度が大幅に下がり、空気が非常に乾燥するでしょう。昼過ぎにかけて、北よりの風がやや強く吹くため、火の元には十分な注意が必要です。

今週末にかけて乾燥した晴天が続くため、手洗い、うがいをこまめに行い、風邪やインフルエンザなど体調管理にもご注意ください。

●火事を防ぐ4つのポイント

空気が乾燥するこの時期は、火災発生のリスクが高まります。火災を防ぐポイントは、以下の通りです。

① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。
② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。
③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。
④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。
もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士