日本海側で大雪 6時間で20センチ以上の降雪も 酸ケ湯は再び3メートルに迫る
今日27日は北海道や東北の日本海側、北陸を中心に雪が降り、降雪が強まっています。青森県八甲田山系の酸ケ湯では午前8時時点で積雪が295センチと、24日以来、再び積雪が3メートルに迫る勢いとなっています。
●日本海側で強い降雪 酸ケ湯では再び3mに迫る
今日27日は、冬型の気圧配置が強まり、寒気が流れ込んでいます。今朝は北海道や東北の日本海側、北陸、関東北部などを中心に雪が降っています。
6時間降雪量は、新潟県津南町で午前7時までに25センチ、長野県野沢温泉村で午前7時までに22センチ、青森県八甲田山系の酸ケ湯で午前6時までに21センチなどと、たった6時間ほどで20センチ以上の雪が降っています。また群馬県みなかみ町藤原でも午前3時までのたった3時間ほどで13センチも一気に雪が降りました。酸ケ湯では午前8時時点の積雪深は295センチと、24日以来、再び3mに迫る勢いとなっています。
●29日にかけて警報級の大雪の可能性も
日本付近は明日28日から29日にかけても強い冬型の気圧配置となり、上空約5500メートルには氷点下30度以下の寒気が、北陸まで流れ込む見込みです。
北海道と東北の日本海側、北陸、関東甲信の山沿いでは、29日にかけて雪が断続的に降るでしょう。北陸の沿岸など雨の所も次第に雪に変わり、雪の量がグッと増えそうです。29日にかけて山沿いや山地を中心に、平地でも大雪となるおそれがあります。予想よりも寒気が強まったり、同じ地域で雪が降り続いた場合には、警報級の大雪となる可能性があります。大雪による交通機関への影響にご注意ください。