16日(月)は、全国的に昼間も空気が冷たく、15時までの最高気温は、札幌市や新潟市では今シーズン最も低くなりました。また、全国のアメダスの約2割の地点で「真冬日(最高気温0℃未満)」になる可能性があります。この先1週間も、気温は全国的に平年並みか低いので、寒さ対策をしっかりしてお過ごしください。

●16日(月)15時までの最高気温

寒気の影響で、16日(月)の朝は、北海道むかわ町穂別で、最低気温氷点下20.5℃を観測し、全国で今シーズン初めて氷点下20℃以下となりました。日中も、冷たい空気に包まれ、全国的に気温はあまり上がりませんでした。

15時までの最高気温は、札幌市で氷点下3.3℃、新潟市では5.1℃と、共に今シーズン最も低くなりました。どちらも未明に観測された気温だったので、昼間も空気は冷え切ったままでした。

また、北海道では「真冬日(最高気温0℃未満)」の所が多く、東北でもあちらこちらで「真冬日」なりました。「真冬日」地点は、15時までに193地点(富士山を除く)と、全国のアメダスの約2割に達しています。このままだと12日(木)の186地点を超えて、今シーズン最も多くなる可能性があります。

関東から西では、10℃を少し超えた所が多く、東京都心は12.7℃、名古屋市は11.9℃、大阪市は12.3℃、広島市は11.4℃、福岡市は11.8℃でした。

●今週の気温　全国的に「平年並みか低い」

この先1週間の気温を見ますと、全国的に平年並みか低い予想です。

札幌市では、18日(水)にかけて、最高気温が0℃未満の「真冬日」が続くでしょう。仙台市では19日(木)は、晴れても一段と寒くなりそうです。新潟市は19日(木)頃まで、雪が降る寒さでしょう。

関東から西では、最高気温は10℃を超える日が多い見込みです。

ただ、東京都心では、19日(木)は9℃までしか上がらないでしょう。東京都心の平年の値を見ますと、一年で最も低いのは1月16日～23日の9.5℃、これが「真冬並み」の気温です。19日(木)は、まさに真冬並みの寒さになりそうです。

年の瀬に、寒さで体調を崩さないよう、しっかり暖かくして、お過ごしください。

情報提供元： tenki.jp日直予報士