この先、17日(日)まで高温傾向、西日本では夏日の所も。18日(月)~19日(火)は寒気流入。降れば雪となる目安の寒気が東北南部~北陸まで南下。関東北部の峠も積雪のおそれ。都心も師走並みの寒さに。沖縄は台風25号の動向に注意が必要です。

●雨でも17日頃まで高温傾向 西日本は夏日も

今日12日(火)は、西日本・東日本は晴れた所が多く、鹿児島市や高知市など所々で最高気温25℃以上の夏日となりました。東京都心は21.3℃と、10月中旬並みで、日中は上着なしで快適に過ごせました。

この先、広い範囲で雨が降るのは15日(金)~17日(日)。ただ、雨の日も気温は高く、17日(日)頃まで高温傾向が続く見込みです。特に17日(日)は、西日本の約2割で夏日予想です。

北日本は、明日13日(水)にかけて寒気が流れ込みますが、それも一時的。再び、17日(日)にかけて高温傾向となりそうです。この時期、札幌の最高気温の平年は9℃台ですが、15℃くらいまで上がる日もありそうです。

●18日(月)~19日(火)は寒気流入 関東北部の峠でも積雪のおそれ

この先、17日(日)の雨の後、強い寒気が流れ込みます。降れば平地で雪となる目安の寒気が、18日(月)夜には東北南部~北陸まで南下する見込みです。関東北部の峠でも雪となり積雪のおそれ。峠を越える車は、冬装備を万全に行いましょう。

18日(月)夜から、各地で気温が急降下となるでしょう。東京都心も19日(火)の最低気温は8℃と暖房が必要な寒さとなり、最高気温も13℃と12月上旬並みの寒さで厚手のコート必須となりそうです。

日々の気温差が大きくなるため、体調管理にご注意下さい。

●台風25号 今週末に沖縄へ接近か

今日12日は一時、4つの台風(台風22号・23号・24号・25号)が同時に存在しましたが、12日15時、台風22号はベトナムに上陸した後、熱帯低気圧に変わりました。

12日15時現在、台風23号、24号、25号と3つ発生中で、要注意なのが今日(12日)フィリピンの東で発生した「台風25号」です。台風25号は、この先、暴風域を伴いながら西よりに進んだ後、今週末には東よりに向きを変え、16日(土)~17日(日)に沖縄の南に進むおそれがあります。まだ、予想には幅がありますが、先週末、季節外れの記録的な大雨となった沖縄では、少しの雨でも災害リスクが高まります。今後の情報をこまめに確認し、早めに対策をとりましょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士