関東は15日(金)~17日(日)はスッキリしない天気で、雨の降る所がありそうです。18日(月)は天気が回復しますが、次第に冬型の気圧配置になるでしょう。夜から気温が急降下して、19日(火)の日中は12月上旬並みの寒さになりそうです。体調管理にお気をつけください。

●14日(木)まで晴れる 朝晩と昼間の寒暖差に注意

関東では、14日(木)にかけて穏やかに晴れるでしょう。日差しがタップリで、厚手の物もシッカリと乾きそうです。

最高気温は関東では20℃前後の予想で、日中は過ごしやすい陽気です。長袖シャツ一枚など薄着でも過ごせるでしょう。

ただ、晴れる日の朝晩は、放射冷却の影響で気温がグッと下がります。14日(木)の最低気温は東京都心でも11℃、関東北部や甲信では10℃を下回るでしょう。この時期としてはまだ高い気温ですが、昼間との寒暖差が大きくなりますので、服装で上手に調節してください。

●15日(金)~17日(日) 傘の出番

15日(金)~17日(日)は、前線の影響で雨の降る時間があるでしょう。特に、15日(金)の午後は雨や風が強まる所もありそうです。車の運転は見通しが悪くなるため、いつも以上に安全運転でお願いします。

日差しが少ないわりには、気温は高めです。最高気温は20℃前後で、朝晩も強く冷え込むことはないでしょう。

●18日(月) 夜から気温急降下 北部山沿いは雪

18日(月)は、次第に西高東低の冬型の気圧配置になるでしょう。山で雪が降る目安の寒気が関東北部付近まで流れ込む予想です。

18日(月)の日中は晴れて、夕方以降は雲が増えてくるでしょう。北部山沿いでは雪雲の流れ込む所がありそうです。峠越えを予定されている方は、冬用タイヤの装着をお願いします。

平野部も次第に北よりの風が強まり、気温が急降下するでしょう。
19日(火)朝は最低気温は東京都心でもひと桁で、内陸では5℃を下回る所が多くなりそうです。日中は晴れても、最高気温は15℃に届かず、空気は冷たいままでしょう。一気に寒くなりますので、風邪をひかないよう、お気をつけください。

●シーズン最初の雪に注意

冬の時期に雪の多い所に住んでいる方でも、ひと夏を過ぎると雪道での車の運転感覚を忘れがちです。シーズン最初の雪は、たとえ雪に慣れている方でも以下の2つのことに注意が必要です。

①必ずスタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、溝が十分にあるかどうかを事前に確認してください。あまり使っていないスタッドレスタイヤでも、時間が経てば劣化が進みますので、シーズン前に点検が必要です。

②たとえ急いでいても、急ブレーキ、急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をしてしまうと、車がスリップしやすくなります。車を発進する時や上り坂では、タイヤが空転してしまわないよう、アクセルをじわりと踏み込んでください。下り坂ではエンジンブレーキを基本として、アクセルとブレーキも適度に調整して、速度を落としてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士