この先2週間の天気の見通しです。7日(月)から8日(火)は秋雨前線の影響で九州から北海道で雨が降り、大雨の所も。3連休は全国的に秋晴れとなるでしょう。「紫金山・アトラス彗星(12日頃から)」や「スーパームーン(17日)」など天体ショーも。秋の夜長、是非、夜空を見上げてみてください。

●週前半は広範囲で雨 大雨の恐れも

7日(月)は秋雨前線が本州の日本海側まで北上し、九州から北海道は広く雨が降るでしょう。九州から北陸では激しい雨が降り、大雨となる所がありそうです。北陸では、これまでの雨や能登半島地震の影響により地盤の緩んでいる所があります。少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まる恐れがあり、警戒が必要です。低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風にもご注意ください。

8日(火)は秋雨前線が本州を南下するでしょう。九州から近畿、北陸は午前中を中心に雨が降りそうです。東海や関東は断続的に雨で、激しい雨や雷雨になる所があるでしょう。アンダーパスなど低い道路の冠水にご注意ください。

9日(水)と10日(木)は晴れる所が多いですが、前線に近い関東は雨が降りやすいでしょう。

●3連休は広く秋晴れ

3連休初日の12日(土)は広く晴れて、行楽日和の所が多いでしょう。ただ、関東はにわか雨にご注意ください。13日(日)と14日(月)スポーツの日は広く秋晴れとなるでしょう。

なお、12日(土)頃から「紫金山・アトラス彗星」が夕方の西の低い空で観察できるようになります。空の暗い場所であれば、肉眼でも見えるかもしれません。

●「スーパームーン」も 見られる所は?

九州は15日(火)以降は雨が降りやすいでしょう。本州付近も16日(水)以降は雲が広がりやすく、雨の降る所がありそうです。

17日(木)夜の月は、2024年の中では地球から最も近い位置で満月になり、今年見える満月のうちで最も大きな「スーパームーン」となります。今のところ、雲が広がりやすいですが、近畿や関東、東北、北海道など雲の切れ間から見られそうです。ただ、2週間予報は先へいくほど予想が変わる可能性がありますので、最新の予報をチェックしてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士