明日18日は、台風14号が沖縄・奄美へ最も近づく見込みです。3連休中は、秋雨前線や低気圧の影響で、ほぼ全国で本降りの雨となるでしょう。この雨を境に、猛暑がようやく収まりそうです。

●1週目:18日(水)~24日(火) 雨を境に季節前進

18日と19日は、北日本から西日本にかけて大体晴れ。西の地域ほど残暑が厳しく、猛暑日の所があるでしょう。大気の状態は不安定で、局地的に雨や雷雨となります。沖縄と奄美は、台風14号の影響を受けるでしょう。
その後、低気圧が発達しながら北日本付近を通過し、秋雨前線が本州を南下。20日は北海道で雨や風が強まり、荒れた天気となりそうです。21日から22日(秋分の日)は、東北から九州、沖縄にかけて広く雨で、たびたび降り方が強まるでしょう。太平洋側の地域を中心に雨の量が増加し、警報級の大雨となる所もありそうです。交通が乱れることも考えられます。23日は雨が次第にやみますが、24日は再び雨雲が広がるでしょう。
残暑は落ち着いてきて、21日以降は猛暑日地点がなくなる予想。朝晩は、北海道では寒いと感じるほどで、寝苦しさが続いた関東以西も日に日に涼しくなりそうです。

●沖縄と奄美 明日18日は台風14号が最接近 高波警戒

大型の台風14号は、明日18日に沖縄(大東島地方・本島地方)や奄美地方に最も接近する見込みです。
沖縄本島地方と大東島地方、奄美地方は、うねりを伴った高波に警戒が必要です。台風がスピードを上げながら進むため、接近に伴って急に風が強まり、何かにつかまらないと立っていられないほどの非常に強い風が吹くでしょう。大雨や落雷、突風、高潮にも注意が必要です。
19日は台風14号が次第に離れますが、しばらくは影響が続く恐れがあります。最新の情報をご確認ください。

●2週目:25日(水)~30日(月) 晴れる日多いが猛暑ナシ

25日は、前線が日本の南に延びる見込みです。東北や関東以西は雨が降ったりやんだりで、太平洋側を中心に雨脚の強まる所があるでしょう。
26日から28日にかけては高気圧に緩やかに覆われ、広い範囲で晴れそうです。29日と30日は気圧の谷が近づき、北海道から東海付近まで曇りや雨となるでしょう。

気温は、東海から西の地域では晴れると30℃くらいまで上がりますが、これまでのような猛烈な暑さにはならないでしょう。朝晩は、西日本でも22℃前後の所が多く、通勤の時間帯は長袖のシャツなどが活躍しそうです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士