今日14日(土)は、奄美と沖縄は台風13号の接近で荒天。台風の進路から離れている地域も、雨雲や雷雲が発達しやすい状況。厳しい残暑が続き、九州から関東は猛暑日も。

●台風が沖縄や奄美へ　本州の東には高気圧

今日14日(土)は、台風13号が沖縄や奄美へ最も近づく見込みです。
また、台風周辺の湿った空気や、本州の東に中心をもつ高気圧(太平洋高気圧)の縁を回る湿った空気が広い範囲に流れ込むでしょう。
東北付近には前線が停滞します。

●晴れのエリアも局地的に雷雨

台風13号が接近する沖縄と奄美は雨や風が強まります。特に、沖縄の大東島地方は昼前まで暴風に警戒が必要で、沖縄本島地方と奄美地方は夕方から暴風が吹き荒れるでしょう。奄美地方では、看板などが飛ばされるような猛烈な風の吹く所がありそうです。沖縄・奄美ともに、沿岸の海域は大しけとなるでしょう。

九州から中国、四国、近畿、東海にかけて、日差しが強いでしょう。ただ、大気の状態は不安定です。早い所では午前中から雨雲が湧いて、午後3時頃からは太平洋沿岸の地域ほど雨の所が増えてきます。局地的に、雷を伴った激しい雨が降るでしょう。なお、九州南部や四国、紀伊半島の、南または南東側にひらけた斜面では、活発な雨雲がかかり続けて、大雨となるおそれもあります。
北陸と関東甲信は大体晴れますが、変わりやすい天気。内陸を中心に、ザッと強い雨の降りだす所や、雷雨になる所があるでしょう。
東北は、前線の影響で雲が多く朝晩を中心に所々で雨が降ります。
北海道は、日中はおおむね晴れるでしょう。夜は、南西部から次第に雨の範囲が広がります。

●厳しい残暑　九州から関東は猛暑日の所も

最高気温は、全国的に平年並みか高いでしょう。
沖縄と奄美は30℃くらいの予想。雨でも気温は高めで、蒸し暑く感じられるでしょう。
九州から東海、北陸、関東にかけて、引き続き平年より大幅に高く、所々で猛暑日の予想。熱中症に警戒が必要です。
東北は26℃前後で、北海道も南西部の一部で25℃くらいまで上がるでしょう。極端な高温にはなりませんが、少し動くと汗ばむくらいです。スポーツなどは無理をせず、暑さ対策を心がけてください。

情報提供元： tenki.jp日直予報士