今日22日も東海~九州は最高気温が35℃以上の猛暑日が続出。日本海側では40℃に迫る危険な暑さになる所がある見込みです。東~西日本を中心に28府県に熱中症警戒アラートが発表されています。万全な暑さ対策が欠かせません。

●西日本で40℃迫る 日本海側はフェーン現象で危険な暑さに

今日22日も強い日差しと上空の暖気の影響で、東海~九州は猛烈な暑さが続く見込みです。特に山陰や北陸などでは、フェーン現象の影響で危険な暑さになるでしょう。

予想最高気温は、鳥取市で39℃と、40℃に迫る暑さになるでしょう。このほか福井市や大分県日田市で38℃、京都市で37℃など体温を超えるような高温が予想されます。

一方、曇りや雨となる関東はきのう21日より少し低く、30℃くらいの所が多くなるでしょう。

●28府県に熱中症警戒アラート

西日本や東海、北陸では広い範囲に熱中症警戒アラートが発表されています。危険な暑さとなる日本海側だけでなく、湿度が高い太平洋側でも熱中症のリスクはかなり高くなります。夜間の室内で熱中症にかかる事例も多いです。昼夜問わずにしっかりと対策をしてください。

また、熱中症警戒アラートが出ていない関東から北の地域でも8月らしい暑さになるため、体調管理には注意してください。

●朝からしっかり熱中症予防を

熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。

②屋外やエアコンが設置されていない屋内での運動は、原則、中止や延期をしましょう。

③普段以上に熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。

④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。

⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士