14日(水)18時現在、台風7号は、父島の西約100キロを1時間におよそ15キロの速さで北東へ進んでいます。小笠原諸島が暴風域に入りました。

●台風7号 暴風域に入りました

14日(水)18時現在、台風7号は、父島の西約100キロを1時間におよそ15キロの速さで北東へ進んでいます。小笠原諸島が風速25メートル以上の暴風域に入りました。

台風は、このあと発達しながら北上を続け、16日(金)には関東地方に最接近する見込みです。小笠原諸島では、猛烈な風や非常に強い風、海上は猛烈なしけや大しけとなるでしょう。また、非常に激しい雨や局地的に猛烈な雨が降って、大雨となる見込みです。暴風、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒し、高波にも警戒して下さい。

●台風が近づく前の対策 高波や高潮に備えて

沿岸部では、台風による高波や高潮の恐れがありますので、次の3つのことに注意しながら、備えることが必要です。

1つめは、何より、高波や高潮の恐れがある海岸周辺には、近づかないようにしましょう。海や船の様子が心配でも、見に行くのは、絶対に止めてください。

2つめは、大潮の時期や満潮時刻を確認しておきましょう。台風による高波や高潮が、満潮時刻と重なると、海岸周辺の道路の冠水や浸水など、被害が大きくなる恐れがあります。

3つめは、安全に行動できるうちに、避難(移動)しましょう。波しぶきが護岸設備を越えて、海沿いの道路に押し寄せると、冠水して通行が危険になる恐れがあります。通行止めや速度規制などの交通情報は、こまめに確認して、早めに避難してください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士