今日6日(火)夜遅くから関東地方では、山沿いだけでなく、都内など平野部でも雨雲や雷雲が湧きゲリラ雷雨となっています。23時半現在、東京都多摩西部・横浜・川崎に大雨警報(浸水害)発表中。夜間に停電になった時の備えは?

●東京23区でもゲリラ雷雨

今日6日夜遅くから、関東地方では山沿いだけでなく、埼玉県から東京都内～横浜方面にかけて雨雲や雷雲が湧き、所々で土砂降りの雨となっています。1時間雨量は、東京都青梅市42.5ミリ(23:30まで)、埼玉県飯能市39.0ミリ(23:30まで)と、バケツをひっくり返したような激しい雨を観測。東京都世田谷区でも28.0ミリ(23:20まで)の土砂降りの雨が降り、あちらこちらで落雷しています(雨量は速報値)。

23時半現在、東京都多摩西部(青梅)・川崎・横浜に大雨警報(浸水害)発表中です。

雨雲はゆっくりと南下傾向ですが、新たな雨雲が次から次へと湧く恐れがあります。

明日7日朝にかけて、大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。今、雨が降っていない所でも、急に雨雲や雷雲が湧く恐れがあるため注意が必要です。

自分の住んでいる所は雨が降っていなくても、隣町では激しい雨や雷雨といったゲリラ的な降り方となります。道路の冠水やアンダーパスなど低い土地の浸水、川の増水に注意が必要です。

●停電への備え

大雨や落雷により、停電が発生する可能性があります。

停電が発生すると、エアコンや扇風機が使えなくなり、室内の気温や湿度が急上昇して、熱中症のリスクが高まります。事前に、冷やしたペットボトル入りの水や麦茶、スポーツ飲料、冷却グッズ(ネッククーラーや保冷剤など)を用意しておくとよいでしょう。クーラーボックスやうちわ、携帯型扇風機もあると役立ちます。衣服は通気性の良い素材や、速乾性に優れた素材のものを選びましょう。

停電になった際は、薄着になってこまめに水分を摂取しつつ、保冷剤や氷、水でぬらしたタオルなどで体を冷やして、体温の上昇を抑え、熱中症を防いでください。

情報提供元： tenki.jp日直予報士