8月初めは熱波と強い日差しで、災害級の暑さに。名古屋市で3日(土)は40℃に達するでしょう。関東も猛烈な暑さが続きますが、来週は雨の降る日が多くなり、猛暑は少しトーンダウンしそうです。

●8月初めは災害級の暑さ 40℃予想も

8月初めは熱波と強い日差しで災害級の暑さとなりそうです。

東海から九州は所々で最高気温が40℃前後まで上がりそうです。名古屋市は1日(木)から39℃が続き、3日(土)は40℃に達するでしょう。4日(日)も39℃と連日、危険な暑さとなりそうです。岐阜市や京都市でも2日(金)から39℃が続く予想です。大阪市や日田市も3日(土)は39℃と体にこたえる暑さになるでしょう。熱中症に厳重な警戒が必要です。

関東は今のところ、40℃に達する所はない見込みですが、広く35℃以上の猛暑日で、2日(金)から3日(土)は前橋市など内陸部で体温超えの暑さとなるでしょう。

ただ、4日(日)以降は関東には湿った空気が流れ込み、雨が降りやすくなりそうです。猛暑はややトーンダウンしますが、湿度が高くなり、不快な蒸し暑さとなるでしょう。

●北陸や東北も梅雨明け 夏空が広がり厳しい暑さ

8月に入ると、北陸や東北も晴れる日が続き、ようやく梅雨明けとなりそうです。強い日差しが照り付けて、最高気温は30℃以上と厳しい暑さとなるでしょう。大雨被害の復旧作業などは熱中症にご注意ください。

北海道は雲が広がりやすく、雨の降る日があるでしょう。

●東海~九州 猛暑の出口見えず 関東はたびたび雨

8日(木)以降も近畿から九州は強い日差しが照り付けるでしょう。東海は雨の降る日がありますが、晴れ間の出る日が多くなりそうです。最高気温は連日35℃以上が続き、大阪市や名古屋市は38℃と体温超えの暑さの日がたびたびあるでしょう。

関東は湿った空気が流れ込みやすく、雨の降る日が多くなりそうです。東京都心の最高気温は35℃には届かないものの、湿度が高く、蒸し暑いでしょう。

東北は晴れて、厳しい暑さの日が多くなりそうです。北海道は曇りや雨の日が多く、すっきりしない天気でしょう。

●熱中症予防のポイント

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士