関東地方は、昨日30日もゲリラ雷雨に見舞われました。今日31日も晴れ間がでますが、天気の急変に注意。帰宅時間帯は平野部でも急な激しい雨や雷雨になる所があるでしょう。

●今日31日も帰宅時間帯は激しい雨や雷雨に注意

関東地方は、昨日30日も所々で雨雲や雷雲が発生し、埼玉県や千葉県などでゲリラ雷雨に見舞われました。

今日31日も晴れ間がでますが、天気の急変に注意が必要です。気温の上昇に加え、太平洋高気圧の縁をまわる湿った空気や低気圧をまわる湿った空気の影響で午後は大気の状態が不安定になるでしょう。夕方以降は所々で雨雲や雷雲が発達し、平野部でも帰宅時間帯は急な激しい雨や雷雨の所がありそうです。落雷や突風にも注意が必要です。

●猛烈な暑さが続く 熱中症に警戒

今日31日も最高気温は35℃前後の所が多く、猛烈な暑さとなるでしょう。東京都心は36℃と6日連続の猛暑日となりそうです。埼玉県内では37℃まで気温が上がり、体温超えの暑さとなる所があるでしょう。熱中症リスクが高くなっています。暑さ対策を万全になさってください。屋外の運動はできるだけ避け、室内では適切にエアコンを使って、涼しくお過ごしください。

●ゲリラ豪雨に遭遇したら

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)に遭遇したら、次の3つのことを心がけてください。

① 頑丈な建物に入りましょう。発達した積乱雲は、ゲリラ豪雨だけでなく、落雷や竜巻などの突風をもたらすこともあります。屋外にいる場合は、すぐに頑丈な建物に入り、2階以上の、窓から離れた所へ避難しましょう。
② 最新の気象情報を確認しましょう。ゲリラ豪雨は、ごく狭い範囲で、短い時間に大量の雨が降るというのが、特徴です。雨雲レーダーをチェックすると、「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
③ 地下施設・水辺から離れましょう。ゲリラ豪雨が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。地下施設にいる場合は、できるだけ早く、地上の高い所へ移動してください。また、雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街を避けましょう。橋の下も、川が急に増水する恐れがありますので、絶対に避けてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士