猛暑日地点2週間ぶり200超え 那覇は過去最多タイの猛暑日 今週は更に危険な暑さ
今日21日(日)は、昨日以上に猛暑日地点が拡大。沖縄~北海道まで猛暑日続出となり、七夕以来、2週間ぶりに猛暑日は200地点を超えました。那覇は今日で猛暑日が8日となり、年間猛暑日の日数が過去最多タイに。北海道も旭川など所々で今年初の猛暑日となりました。明日22日(月)以降、更に危険な暑さとなるため熱中症に厳重な警戒が必要です。
●猛暑日200地点超え 那覇は今年8回目の猛暑日で過去最多タイ
今日21日(日)は、昨日以上に猛暑日地点が拡大。15時までの猛暑日地点は210地点と、昨日(140地点)の約2倍に。200地点を超えるのは、静岡市で40.0℃を記録した7月7日の七夕(猛暑日は244地点)以来、2週間ぶりのことです。
沖縄~北海道まで所々で最高気温35℃以上の猛暑日となり、全国30地点以上で37℃を超え、静岡県浜松市船明(天竜)では、38.5℃まで上がりました。今日21日梅雨明けした中国地方や近畿地方も強い日差しが照り付け、兵庫県淡路市(郡家)は38.0℃と、観測史上1位の値を更新しました。北海道も旭川など所々で今年初の猛暑日となりました。那覇は35.4℃と、今年8回目の猛暑日となり、年間猛暑日の日数は1916年と並び、過去最多タイとなりました。
【最高気温(15時まで)】
旭川 35.0℃(今年初猛暑日)
札幌 34.7℃(今年最高)
仙台 32.6℃
金沢 35.4℃
東京都心 34.6℃
名古屋 37.0℃
大阪 36.3℃(今年最高)
広島 35.0℃
福岡 33.8℃
那覇 35.4℃(今年8回目の猛暑日)
●今週は更に危険な暑さ 内陸中心に40℃に迫る所も
明日22日(月)以降、更に危険な暑さとなるでしょう。九州~関東では、連日、最高気温35℃以上の猛暑日が続出し、内陸では40℃に迫る所もありそうです。
那覇は23日(火)にかけて猛暑日が続く予想で、更に年間猛暑日の日数記録を更新しそうですが、24日(水)~25日(木)は台風3号が石垣島など先島諸島を直撃、那覇など本島地方でも雨や風が強まり、一旦、猛烈な暑さは収まりそうです。
気象庁は7月18日(木)、「高温に関する早期天候情報」を発表しました。この情報は「10年に一度レベルの高温」が予想される場合に発表されます。7月24日(水)ごろから5日間ほどは、北海道の一部を除き、全国的に気温が平年よりかなり高くなる見込みです。東日本・西日本を中心に猛暑日続出、熱帯夜続出となる見込みです。
激しい運動は原則注意。「休息・冷却・水分補給」をこまめに行い、暑さを感じにくい高齢者や小さなお子さんにはこまめに声かえするなど、熱中症に厳重な警戒が必要です。
また、夜も気温の下がり方が鈍く、熱帯夜(夜間の気温が25℃以上)が続く見込みです。日中だけでなく、夜の熱中症にも注意が必要です。エアコンは朝までつけっぱなしにする、寝る前やトイレにいった際は必ず水を飲む、枕元に水を置いておくなど、対策をとりましょう。
熱帯夜(夜間の最低気温が25℃以上)が予想される日は、寝ている間に熱中症のリスクが高まるため注意が必要です。
エアコンは朝までつけっぱなしにする、就寝前に水分補給、枕元にも水を準備するなど対策をとりまししょう。寝不足は熱中症が発生しやすくなるため、熟睡して体力を回復させましょう。