大阪府では、今年初めての熱中症警戒アラートが発表され、そのほかの関西も熱中症警戒アラートが発表されている所が多くなっています。今日18日は、晴れて一段と厳しい暑さになりそうです。また、この先も暑さは衰えることなく、35℃以上の猛暑日になる日がほとんどとなる見通しです。熱中症に厳重に警戒してください。

●今日18日の関西 熱中症ランクは危険 涼しい場所で過ごそう

今日18日(木)は、大阪府では今年初めての熱中症警戒アラートが発表され、京都府や兵庫県、奈良県、和歌山県にも熱中症警戒アラートが発表されています。今日は、関西では35℃以上の猛暑日になる所が多く、京都と彦根は36℃、奈良は37℃と体温並みの暑さになる所もある見込みです。熱中症ランクは、各地とも紫色の「危険レベル」でしょう。熱中症に厳重な警戒が必要です。こまめに水分補給をし、涼しい場所で過ごしましょう。

●この先も関西は連日の猛暑日予想の地点が多い 体調管理に注意を

この先1週間も、大阪、京都、奈良では最高気温が35℃以上の猛暑が続くでしょう。神戸、豊岡、彦根、和歌山でも最高気温が35℃前後まで上がる見込みです。また、23日(火)と24日(水)は、京都と奈良で最高気温が37℃と、体温並みの暑さになりそうです。引き続き、熱中症対策を心がけましょう。

●熱中症の応急処置

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士