本州付近に停滞する梅雨前線の影響で、関西では来週半ばまで梅雨空が続くでしょう。梅雨末期の雨の降り方に注意が必要です。来週後半から再来週初めごろになると太平洋高気圧が勢力を強め、晴れる日が多くなる見込みで、そのころ梅雨明けの発表があるかもしれません。

●11日(木)~17日(水) 来週半ばまで梅雨空続く 梅雨末期の雨の降り方に注意

この先一週間の関西は、曇りや雨の梅雨空が続くでしょう。明日11日(木)はまとまった雨となり、13日(土)からの3連休も本降りとなるタイミングがある見込みです。梅雨末期で梅雨前線の活動が活発になりやすい時期なので、雨については最新の情報を確認するようにしてください。
また、曇りや雨でも、最高気温が30℃以上の真夏日や、夜間の気温が25℃以上の熱帯夜となる所が多い見込みです。湿気が多く蒸し暑い状態が続くため、体調を崩さないようお気をつけください。

●18日(木)~23日(火) 来週末には梅雨明けか 猛暑日増加で夏本番へ

来週後半から再来週初めごろになると、太平洋高気圧が勢力を強め、関西では晴れて夏空の広がる所が多くなる見込みです。来週末には、関西の梅雨明けの発表があるかもしれません。
夏本番を迎えると、最高気温が35℃以上の猛暑日が増えて、熱中症のリスクが高くなりそうです。暑さを避けるための対策を積極的に行って、暑い夏を乗り切りましょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士