関西では、今夜は南部で雨脚が強まる所がある見込みです。明日16日(日)は晴れる所が多いですが、午後は北部や山沿いを中心に雨や雷雨になる所もあるため、空模様の変化に注意をしてください。

●今日15日夜 雨の降る所が多い 南部を中心に雨脚が強まる所も

今夜の関西は、雨の降る所が多くなるでしょう。
北部と中部では、極端に降り方が強まることはないものの、南部では雷を伴って激しく降る所もある見込みです。
雨の降り方や落雷、突風に注意をしてください。

●明日16日 晴れていても油断禁物 天気急変に注意

明日16日(日)の関西は、天気がいったん持ち直しますが、上空の寒気の影響で大気の状態が不安定になる見込みです。
晴れていても、午後は急に北から黒い雲が広がってきて、にわか雨となる可能性があります。
広い範囲で長く降り続くことはなくても、雷を伴って、短い時間に強く降る恐れがあるため、急な強い雨や落雷、突風に注意をしてください。

●天気急変のサイン

雷雨の前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。
① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、雷雨になる可能性がありますので、ご注意ください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士