向こう1か月の北海道は、雨が少なく日ざしに恵まれるため、カラッとした陽気となる日が多くなる見込みです。低めの気温傾向は来週末には解消し、再び平年よりも高めの気温となる所が多くなりそうです。

●1週目(6月1日~7日) 低温傾向の続く所も

今日(30日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。1週目の北海道付近は、天気は数日の周期で変わりますが、高気圧に覆われやすく、平年と比べて晴れの日が多いでしょう。気温は平年並みの所が多いですが、オホーツク海側では平年並みか低く経過し、明後日(6月1日)にかけては4月並みの寒さとなる所もある見込みです。クリーニングに出そうか迷っている上着のある方は、次の週末まで出さずにおいた方がよさそうです。

●2週目(6月8日~14日) カラッとした暑さに

この期間の道内は、天気は数日の周期で変わりますが、日本海側やオホーツク海側は高気圧に覆われやすいため、平年に比べ晴れの日が多いでしょう。気温は各地とも平年より高くなる見込みです。梅雨のない北海道も、6月頃は曇りや雨の増える年がありますが、来週末から6月中頃にかけては雨が少なく、カラッとした暑さとなる所が道内では多くなりそうです。

●3~4週目(6月15日~28日) 大雨への備えは早めに

この期間の道内は、各地とも天気は数日の周期で変わり、気温は平年並みか高く経過する見込みです。この時期の道内は、まだ本格的な大雨となることは少ない傾向です。備蓄品の点検など、雨の少ないこの時期に進めておくと良いでしょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士