北海道の天気 今日14日は春、明後日16日は真冬、その後は再び春の陽気に
今日14日の道内は、昨日に続き各地で春のような陽気となっています。しかし、明日15日以降はいったん寒さが戻るでしょう。向こう一週間の天気を見ると、天気と気温の変動が大きく、数日の周期で冬と春を行ったり来たりしそうです。天気予報をこまめに確認し、うまく服装で調節するなど体調管理に注意して下さい。
●今日14日(水)~明後日16日(金) 春の陽気から一転 冬の寒さへ 札幌は真冬日に?!
今日14日(水)の道内は午前中から気温が上がっており、正午までの道内の最高気温は、釧路地方の白糠と胆振地方の白老でともに13.1℃です。その他、根室で10.6℃や釧路で9.6℃、苫小牧10.2℃、など道南方面や道東、道央で2月の最高気温の記録を更新した地点が多くなっています。また、最も最高気温が低い所でも宗谷岬の5.0℃で、今日の道内は各地で気温が5℃以上まで上がりました。
このあと、夕方にかけて天気の大きな崩れはない見込みですが、今夜遅くには道北で雪が降り出すでしょう。今夜の雪は弱く、降る量も少ない見込みです。
明日15日(木)は、太平洋側を中心に広い範囲で雪が降り、函館など太平洋側西部では雨のまじる所もあるでしょう。最高気温も平年並みの所が多く、寒さが戻る見込みです。
明後日16日(金)は、上空に真冬並みの寒気が流れ込みます。道東方面や札幌周辺など雪が降りやすいでしょう。最高気温はさらに低くなり、厳しい寒さとなる所も多くなりそうです。札幌の最高気温はマイナス1℃で真冬の防寒対策が必要となります。
●17日(土)~19日(月) 再び春の陽気に 2月の最高気温の記録をさらに更新?!
17日(土)は、天気は回復し、広く晴れ間や日ざしが出るでしょう。最高気温は平年並みか高めとなってきます。ただ、まだ寒さの残る所が多い見込みです。
18日(日)~19日(月)は、南から張り出す高気圧に覆われて、季節先取りの暖かい空気が流れ込みます。道内は晴れる所が多く、再び広い範囲で春の陽気となるでしょう。最高気温は全般に4月並みで、ここでも2月の最高気温の記録を更新する地点が出てきそうです。なお、19日(月)は暖かい空気と同時に湿った空気も流れ込む見込みです。道北や道南方面で天気の崩れる所がありますが、気温が高いため広く雨となりそうです。
ぽかぽか陽気は嬉しいことです。しかし、積雪の多い地域では屋根からの落雪、傾斜地でのなだれの危険性が高くなります。また、雪が融けて道路に大きな水たまりができることによる泥ハネ、脇道での車のスタックなどにも十分注意して下さい。