道路影響予測 関東は5日夜~6日朝 雪による交通機関への影響大
今日5日の午後は、関東地方を中心に雪が降るため、道路など交通機関への影響に警戒が必要です。特に今夜から明日6日の朝にかけて影響が大きくなりそうです。
●今夜~明日6日朝にかけて影響大
今日5日の午後は、関東地方を中心に広い範囲で雪が降る見込みです。午前中はまだ影響のない所がほとんどですが、午後になると、雪が降り出し、道路など交通機関へ影響が出てきそうです。特に今夜から明日6日の朝にかけて影響が最も大きくなるでしょう。明日6日の午後には影響は小さくなる見込みです。
車でのお出かけは避けたほうが良さそうですが、やむを得ず車を運転される方は、車の冬装備は必須となるでしょう。ノーマルタイヤでのお出かけは大変危険で、交通事故を招きかねません。また車の冬装備をされていても、思わぬ渋滞に巻き込まれるおそれがありますので、雪が降った場合、渋滞に巻き込まれた場合の万全の備えをしてお出かけください。また道路だけではなく、鉄道や飛行機など他の交通機関に影響が出る可能性がありますので、事前に交通機関からの情報をチェックするようにしてください。
●ノーマルタイヤの危険性
雪道をノーマルタイヤで走行すると、タイヤが低温で固くなって吸着性が失われ、路面を摩擦で捉えることができなくなります。このため「滑る」「止まらない」「曲がらない」と、自動車が本来確保しなければならない動きが制御できなくなり、スリップ事故や渋滞の原因につながってしまいます。
雪道を時速40kmで走った場合、ブレーキを踏んでからクルマが止まるまでの距離は、ノーマルタイヤでは冬用タイヤの約1.7倍にもなるという走行実験結果もあります。
雪道でのノーマルタイヤは、とても危険ですので、冬用タイヤやチェーンを必ず装着するようにしてください。雪や雨が降ったあとの路面は凍結していることもあります。一見、路面に雪がないように見えても車の運転には十分な注意が必要です。