今日26日(金)も、大雪や強風による道路への影響が続くでしょう。最新の道路状況を確認し、雪への対策を万全にしたうえで時間に余裕を持って出発してください。

●雪が弱まっても道路への影響が残る

今日26日(金)は、大雪のピークを過ぎますが、油断できません。道路では、大雪や強風の影響が続くでしょう。特に今日の夕方にかけては東北や関東甲信で影響の大きいエリアがあります。積雪や路面の凍結によるスリップ事故などに注意が必要です。

また、これまでに記録的な大雪となっている所や、普段、雪の少ない平地で雪が積もっている所があります。路面の状態が悪くなっていますので、お出かけの際に雪がやんでいても、万が一に備えて雪への対策を整えてください。雪道に慣れていない場合は無理をせず、公共交通機関を利用しましょう。

●雪道運転 万が一に備えての安心グッズ

雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士