北海道 日本海側で夕方まで大雪や猛ふぶきに警戒
北海道付近は、強い冬型の気圧配置となっており、留萌地方では局地的な大雪となっています。今日(18日)10時までの24時間で降った雪の量は、留萌市幌糠で77cm、留萌で67cm(欠測含む)でした。留萌市幌糠では1982年の統計開始以来、留萌では1999年の統計開始以来、ともに24時間降雪量としては1位の記録となりました。今日(18日)はこのあとも、日本海側では雪が降りやすく、沿岸では猛ふぶきとなる所があるため、夕方までは大雪や猛ふぶきによる交通障害に警戒してください。
●北海道 今日(18日) 夕方にかけて大雪や猛ふぶきによる交通障害に警戒
北海道付近は、今日(18日)は強い冬型の気圧配置が続くでしょう。今日(18日)は日本海側や渡島地方では雪が降り、局地的に雪の降り方が強まる見込みです。雪の中心は、上川北部や留萌南部、北空知で、同じような地域で雪が続くでしょう。明日(19日)12時まで24時間降雪量は、最大で30~50cmの予想で、さらなる大雪となる恐れがあります。また、西よりの風が非常に強く、留萌南部や石狩市、桧山奥尻町では今日(18日)夕方にかけて、猛ふぶきとなる恐れがあります。大雪や猛ふぶき、吹きだまりによる交通障害などに警戒を続けてください。一方、日本海側でも札幌中心部は山の風下となるため、目立った雪雲は流れ込まず、晴れる時間が長いでしょう。太平洋側やオホーツク海側も晴れ間の出る所が多い見込みです。
●北海道の週間予報 クリスマスイブはこの時季としては穏やかな天気
北海道付近は、明日19日(火)は冬型の気圧配置が緩むため、日本海側では雪や風が次第に弱まる見込みです。20日(水)は広い範囲で晴れるでしょう。21日(木)と22日(金)は気圧の谷の中となり、その後23日(土)は冬型の気圧配置となるため、日本海側とオホーツク海側を中心に雪が降りやすくなります。24日(日)クリスマスイブや25日(月)クリスマスは、多少雪の降る所はありますが、この時季としては穏やかな天気となりそうです。最高気温は、全般に平年並みか3℃前後低いでしょう。札幌の最高気温は、今日(18日)は-4℃の予想ですが、明日(19日)以降は-1℃前後の見込みです。