関東は来週にかけて、激しい寒暖差。16日(土)の季節外れの暖かさから一転して、気温は急降下。19日(火)から20日(水)は、冷たい雨に真冬並みの寒さ。体調管理にご注意を。

●土日 気温の変化が大きい

関東は、17日(日)にかけて気温の変化が大きくなるでしょう。

明日16日(土)は雲に覆われて、明け方を中心に一時的に雨が降りそうです。暖かい南よりの風が吹くため、12月とは思えないような暖かさになるでしょう。最高気温は東京都心や千葉で20℃、横浜は21℃の予想です。夜も気温はあまり下がらないでしょう。

17日(日)は冬型の気圧配置に変わり、平野部は各地で晴れる見込みです。最高気温は横浜で15℃と、日中は平年より気温が高くなるでしょう。ただ、次第に冷たい空気に入れ替わり、夜は上空1500メートル付近でマイナス6℃以下(平地で雪の目安)の真冬並みの寒気が流れ込む予想です。北よりの風が吹いて、夜はグッと寒くなるでしょう。

●週明け 冬本番の寒さが続く

18日(月)以降も晴れる日が多いでしょう。ただ、低気圧が関東の南を通過するため、19日(火)から20日(水)の午前中にかけては沿岸部を中心に雨の範囲が広がりそうです。今日15日(金)現在の最新の予想では、雪が降るのは山沿いが中心で、南部の平野部は雨。降水の範囲が北に広がった場合は、北部の平野部でも雪の降る可能性があります。最新の情報にご注意ください。

最高気温は18日(月)以降、平年並みか低い予想です。19日(火)と22日(金)は、真冬並みの寒さになる所が多いでしょう。朝晩は冷え込みが強まり、内陸部では最低気温0℃未満の冬日の日もありそうです。12月に入ってからは気温の高い日が多かったため、急な寒さで体調を崩さないようにしてください。

●気温と服装の目安

気温と服装の目安です。

気温が15℃~20℃くらいだと、服装の目安はカーディガン。昼間は薄手のジャケットや上着なしで過ごせる時間もあるでしょう。18日(月)以降は寒さが続くため、厚手のコートやダウンジャケットなど、冬のアウターが欠かせません。北よりの風が1メートル吹くと、体感温度が1℃下がると言われています。風向きも考慮して、服装を選ぶと良いでしょう。

服装指数は、予想気温からどのような服装が適しているか提案するものです。人により暑さや寒さの感じ方が異なりますが、服装選びの参考にしてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士