北海道の週間天気 来週は強烈寒波襲来で大雪や猛ふぶきの恐れ 真冬並みの寒さに
この先1週間の北海道は、晴れ間の出る日も多いですが、来週末(24日頃~)は上空に強烈な寒気が流れ込み、広く雪が降って、局地的な大雪や猛ふぶきとなる恐れもあります。一気に冬景色へと変わる所も多くなるため、路面状況の変化に注意し、本格的な冬支度が終わっていない場合は、早めに済ませておくようにしてください。
●23日(木)にかけての天気 晴れ間の出る日も多い
明日19日は、朝までは日本海側を中心に雨の降る所があるでしょう。日中は雨は広く小康状態となりますが、夜は太平洋側などで雨が降り出しそうです。なお、平地で降るものはほとんど雨ですが、峠や山間部では雪が降り、うっすらと積もる所もあるでしょう。
20日(月)は、気圧の谷が通過し、上空には一時的に寒気が流れ込みます。
日本海側北部を中心に雨が降り、平地でも湿った雪の降る所がありそうです。ただ、この寒気は一時的で、先週末のような強さではないため、雪は降っても積雪状態が続くようなことはないでしょう。
21日(火)から22日(水)は、道内の広い範囲で晴れ間が出るでしょう。買い物などの外出や、冬囲いをするなど屋外での作業にもよい日和となりそうです。
23日(木)は、低気圧が発達しながら日本海からオホーツク海に進むでしょう。
日本海側などで雨の降る所が多く、低気圧の進路によっては全道に雨の範囲が広がる可能性があります。降り方や風が強まることもあるため、最新の気象情報に注意が必要です。
●24日(金)以降の天気 日本海側で大雪や猛ふぶきの恐れ
24日(金)~25日(土)は冬型の気圧配置で、上空には真冬の時期を下回るくらいの非常に強い寒気が流れ込むでしょう。
日本海側を中心に雪が降り、降り方の強まる所が多くなるでしょう。日本海側北部や空知地方周辺などでは大雪となる恐れもあります。また、沿岸を中心に風も強まって、ふぶいて見通しが悪くなることもあるでしょう。局地的には猛ふぶきとなることもありそうです。
札幌周辺でも断続的に雪が降り、道路が一気に積雪状態となる可能性もあるため、路面状況の変化には十分に注意してください。
なお、これまでほとんど雪が降っていない太平洋側東部などの地域でも雪が降り、初雪となる所も多くなる見込みです。
気温は平年より低く、日本海側では最高気温が0℃未満の真冬日となる所も出てくるでしょう。雪に加え、厳しい寒さもやってくるため、体調を崩さないよう注意が必要です。