今週末は西から天気が下り坂です。特に15日(日)は関東を中心に雨が強まり、気温も大幅に下がるでしょう。来週は北日本を中心に寒気が南下して気温ダウン。峠道などでは雪の降る可能性もあります。

●前半(14日~20日) 日曜は関東で雨量増加 来週は北海道の山は冬支度

14日(土)は、西日本や東海は天気が下り坂で、午後は太平洋側を中心に広く雨が降るでしょう。近畿や東海では夜になると雨脚の強まる所がありそうです。

15日(日)は、関東を中心に雨が強まり、沿岸部は大雨となる可能性も。冷たい空気に入れ替わり、東京都心の最高気温は16℃と11月中旬並みの寒さとなりそうです。北日本も日本海側を中心に雨で、仙台などは肌寒くなるでしょう。

週明けの16日(月)~17日(火)は、北日本は発達した低気圧の影響で荒れた天気に。この時期としては強い寒気が南下するため、北海道では標高の高い峠道などでも雪が降る可能性があります。車で山越えする方は、そろそろ冬タイヤへ交換する時期になってきました。

18日(水)~19日(木)は秋晴れの所が多くなりますが、20日(金)頃には再び低気圧や前線の影響で北~東日本を中心にザっと強い雨が降りそうです。

●後半(21日~26日) 寒気の南下は一時的 各地で秋晴れ続く

21日(土)頃には、北海道~近畿で雨が降り、22日(日)頃は北日本で再び気温ダウン。北海道の山では雪が降ってもおかしくないくらいの寒気が南下してきます。

ただ、寒さは一時的で、23日(月)以降は、秋の高気圧に覆われて、ほぼ全国的に晴れる日が続くでしょう。10月下旬になっても関東~九州は日中は汗ばむくらいの陽気になりそうです。衣替えのタイミングが難しいですが、まだまだ薄手のシャツが活躍する日があるでしょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士