寒露の朝は強い冷え込み 札幌や長野などで最低気温10℃下回る 日中との寒暖差大
きょう8日(日)は二十四節気の「寒露」、暦の上では朝晩が冷え込み露が冷たくなるころとされていますが、けさは全国的に冷え込んでいます。札幌や長野、福島、山形など最低気温が10℃を下回り、今季一番の冷え込みの所も多くなっています。また、立山や白山では初冠雪の便りが届いています。
●今季一番の冷え込み
きょう8日(日)は、上空の寒気と放射冷却の影響で全国的に寒い朝となりました。きょうは二十四節気の「寒露」で暦の上では朝晩は冷え込み、露が冷たくなるころとされていますが、暦通り強い冷え込みとなりました。午前9時現在の最低気温は、全国で一番下がったのは(富士山を除く)北海道の幌加内町朱鞠内で0.0℃でした。長野市8.3℃、札幌市9.0℃、山形市9.1℃、福島市9.7℃では今シーズン初めて10℃を下回りました。東京都心も15.6℃と一番寒い朝となりました。
また、立山や白山では初冠雪の便りが届きました。立山は平年より4日早く、昨年より2日遅い観測、白山は平年より13日、昨年より17日それぞれ早い観測となっています。
●日中との気温差は大
朝冷え込んだ所も、日中は気温が上がるでしょう。予想最高気温は札幌18℃で朝と日中の寒暖差が9℃くらいある見込みです。東北から九州にかけては20℃を超えて、金沢は24℃の予想です。場所によっては朝から10℃以上、気温が上昇するでしょう。
また、昼間は上着がいらないくらいの所も夜になると再び冷えてくる見込みです。お出かけの際は一枚余分に羽織るものを持つか、脱ぎ着しやす服装にするなど体を冷やさないようにすると良いでしょう。