中国地方 5日は11月上旬並みの寒気流入 北風冷たく 日本海側は昼間も上着の出番

あす5日(木)の午後は中国地方の上空に11月上旬並みの寒気が流れ込む見込みです。午後は気温が上がらず、冷たい北風の影響で一段と肌寒く感じられるでしょう。山陰や山陽北部では、昼間も上着の出番となりそうです。

●あす5日(木)は西高東低の気圧配置　午後は11月上旬並みの寒気が流れ込む

あす5日(木)は、前線を伴った低気圧が北日本を通過し、中国地方には北から寒気が流れ込む見込みです。等圧線の間隔が狭く、冷たい北風が強まるでしょう。
夜には松江の上空1500m付近には11月上旬並みの5℃の寒気(平年より6℃ほど低い)が流れ込むでしょう。

●山陰や山陽北部は雨の所も　北風強まり　肌寒くなる

5日(木)は、山陰や山陽北部を中心に雲が広がりやすく、雨の降る所がある見込みです。山陽南部も大きく雲の広がる時があり、にわか雨の可能性があります。
朝の冷え込みはないものの、山陰や山陽北部ほど、日中はあまり気温が上がらず、きょう4日(水)と比べると寒暖差が大きくなるでしょう。冷たい北風も強まるため、一段と肌寒く感じられる見込みです。山陰や山陽北部は昼間でも上着の出番となるでしょう。

●午後は気温が上がらず　山陰や山陽北部は昼間も上着の出番

鳥取市、庄原市、広島市のあす5日(木)の気温変化を見てみると、
鳥取市は昼前から気温が横ばいで、昼頃からは次第に低くなる見込みです。
広島県の北部に位置する庄原市は、昼頃までは気温が上がる傾向ですが、昼過ぎからは下がり、午後6時には朝よりも気温が低くなるでしょう。
広島市も、昼を過ぎると気温は下がる見込みです。
冷たい北風が強まるため、気温よりも肌寒く感じられそうです。

急な気温変化で体調を崩さないよう、服装でうまく調節するなどしてください。