台風10号「ダムレイ」発生 今後の動向に注意
沖縄の南の台風9号とは別に、25日(金)午前3時、南鳥島近海で、台風10号「ダムレイ」が発生しました。
●台風10号「ダムレイ」発生
25日(金)午前3時、南鳥島近海で台風10号「ダムレイ」が発生しました。中心気圧は998hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。台風10号は今後、南の海上を北上し、28日から29日頃にかけて関東や北海道の太平洋側に近づく恐れがあります。高波など影響がでる見通しで、今後の台風の動向に注意が必要です。
●台風の名前
「ダムレイ」は、カンボジアが用意した名前で「象」に由来しています。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。