山の日の天気 九州や四国は局地的に激しい雨 日本海側を中心に災害級の暑さ
きょう11日(金・山の日)は、九州や四国は所々で雨や雷雨で局地的に激しい雨が降るでしょう。本州付近は日本海側を中心に強い日差しが照り付けて、災害級の暑さになりそうです。最高気温が40℃に迫る所もあるでしょう。北海道は所々で雨が降りそうです。
●九州や四国は局地的に激しい雨 土砂災害に警戒
きょう11日(金・山の日)は、台風6号から変わった熱帯低気圧に向かって流れ込む湿った空気の影響で、九州や四国では所々で雨や雷雨になるでしょう。局地的に激しい雨が降りそうです。これまでの記録的な大雨により、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まる可能性があります。危険な斜面には近づかないようにしてください。
本州付近は強い日差しが照り付けて、猛烈な暑さが続くでしょう。ただ、山沿いを中心に、にわか雨や雷雨の所がありそうです。屋外のレジャーは天気の急変にご注意ください。
北海道付近には前線が延び、前線に向かって湿った空気が流れ込むでしょう。北海道は北部を中心に所々で雨が降り、雨脚の強まる所がありそうです。南西部や東部は大体晴れるでしょう。
沖縄は強い日差しが照り付けますが、にわか雨や雷雨の所がありそうです。
小笠原諸島は台風7号の影響で大荒れの天気でしょう。暴風や高波、大雨災害、高潮に厳重な警戒が必要です。
●日本海側を中心に災害級の暑さ
きょう11日も日本海側を中心に災害級の暑さとなるでしょう。
最高気温は平年を上回る所がほとんどで、九州から東北にかけて35℃以上の猛暑日となる所が多くなりそうです。福井市や新潟市で38℃、秋田市で37℃予想など日本海側を中心に体温超えの暑さとなるでしょう。鳥取市や兵庫県豊岡市では39℃と40℃に迫る危険な暑さとなりそうです。
熱中症に警戒が必要です。こまめに水分補給をし、室内ではエアコンを適切に使うなど、暑さ対策を万全になさってください。屋外の活動は無理のない範囲で、適度に休憩をとるようにしましょう。
●熱中症の応急処置
熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。