北海道でも台風からの湿った暖かい空気の影響あり
北海道付近は、ピークは過ぎましたが今後も雨の降りやすい天気が続く見込みです。特に明日(8日)は、日本海側や太平洋側東部で再び雨量の多くなる恐れがあります。
●週末にかけて雨が降りやすい
北海道付近は、前線や気圧の谷、台風からの湿った空気の影響などで雲が広がりやすく、雨の降る日が多くなるでしょう。明日(8日)18時にかけて予想される24時間降水量は、日本海側と太平洋側東部で60mm、太平洋側西部とオホーツク海側では50mmの見込みです。
局地的に、雷を伴って降り方の強まる恐れがあります。落雷や突風など天気の急変に注意が必要です。雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となる可能性もあります。最新の気象情報に注意して下さい。
また、これまでの大雨により、増水している河川や地盤の緩んでいる所があります。引き続き川のそばや傾斜地などには近づかないように注意して下さい。
なお、函館では明後日以降、札幌や帯広、釧路は11日頃に晴れ間が出そうです。
●気温は最低、最高とも高め
気温は最低、最高ともに、稚内で平年並みの他は平年より高い日が多くなるでしょう。
最高気温は札幌を中心に30℃を超える真夏日が続く見込みです。
最低気温は札幌や函館で25℃となる日がありそうです。これまで程ではないにしろ、再び寝苦しさを感じるような日の続く可能性があります。夜間で熱中症となる恐れがありますので、寝る前に水分を補給するなど熱中症対策を心がけてください。
●紫外線は昼前後に多くなる
快晴の日と比べると少なくなるものの、曇りの日でも紫外線は降り注ぎます。夏は、10~14時の4時間で、1日の約70%の紫外線量になると言われています。雨の日でも紫外線量は全くなくなるわけではありませんので、天候に関わらず、UVカットの衣服を着用したり、日焼け止めをこまめに塗るなどの紫外線対策をするとよいでしょう。