台風6号 沖縄本島地方で猛烈な風を観測
大型で非常に強い台風6号の影響で、沖縄本島地方では昨夜(1日)から暴風が吹いています。日付が変わって今日(2日)午前1時55分には、南城市糸数で50.6m/sの最大瞬間風速を観測しました。(昨夜(1日)、午後7時48分にも50.6m/sの最大瞬間風速を観測)台風は非常に強い勢力を保ったまま、3日にかけて沖縄地方にかなり接近し、沖縄本島地方や宮古島地方では猛烈な風が吹いて、海上は猛烈にシケるでしょう。暴風や高波、高潮に厳重な警戒が必要です。
●昨夜に続き 猛烈な風を観測中 台風6号の今後の進路
沖縄本島地方では、台風の暴風域に入り猛烈な風が吹いています。今日(2日)午前1時55分には、南城市糸数で50.6m/sの最大瞬間風速を観測したほか、那覇市で、午前0時19分に46.6m/sの最大瞬間風速を観測しました。(その後、午前2時21分には、48.5m/sの最大瞬間風速を観測)台風は今後も沖縄本島地方の南を西よりに進み、3日にかけて沖縄本島地方や宮古島地方では猛烈な風が吹いて、海上は猛烈にシケるでしょう。暴風や高波、高潮に厳重な警戒が必要です。
2日に予想される最大瞬間風速:
沖縄本島地方 65メートル
宮古島地方 45メートル
石垣島地方・与那国島地方 35メートル
大東島地方 30メートル
一部の住宅が倒壊、トラックが横転するおそれもある猛烈な風が吹く所がありそうです。
2日に予想される波の高さ:
うねりを伴って、
沖縄本島地方 12メートル
宮古島地方 10メートル
石垣島地方 9メートルなど、猛烈なシケとなるほか、
大東島地方 8メートル
与那国島地方 7メートルの大シケとなりそうです。
また、台風の接近と大潮の時期が重なるため、沖縄地方では今月6日ごろにかけて潮位が高くなり、沖縄本島地方や先島諸島では警報級の高潮になる見込みです。海岸や河口付近で浸水に厳重な警戒が必要です。