口永良部島 噴火警戒レベルを2へ引上げ
気象庁は、きょう(26日)午前4時40分に口永良部島の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
●火山の活動状況等
気象庁によると、口永良部島では、新岳火口付近及び古岳付近の浅いところを震源とする火山性地震が増加しており、火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
このため、本日(26 日)午前4時40分に口永良部島の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げました。
●防災上の警戒事項等
新岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、新岳火口から西側の概ね2kmの範囲では、火砕流に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
●噴火警戒レベルについて
噴火警戒レベルとは、火山活動の状況に応じて「警戒が必要な範囲」や「とるべき防災対応」を5段階に区分して発表する指標です。
噴火の際には、気象庁や自治体から、火山活動や避難についての情報が発表されます。こまめに情報を確認しましょう。