松江と宇都宮でアジサイ開花 宇都宮では平年より10日も早く
11日日曜は松江で、12日月曜は宇都宮で、アジサイ(真の花)が開花しました。松江は平年より9日早く、宇都宮では平年より10日早い開花です。
●松江と宇都宮 アジサイ開花
11日日曜は、北陸・東北南部・東北北部でも梅雨入りし、これで梅雨のない北海道を除いて、全ての地方で長雨の季節を迎えました。そんな中、梅雨を彩る花「アジサイ」も、どんどん開花しています。
11日日曜は、松江で「アジサイの開花」が観測されました。平年より9日早く、昨年より6日早い開花です。
さらに12日月曜、宇都宮で「アジサイの開花」が観測されました。平年より10日早く、昨年より8日早い開花です。
今年は、すでに九州~関東の多くの地点で、アジサイの開花を観測しています。各地の開花状況を見ると、平年より早い開花の所が多くなっています。
●アジサイの開花 観測は「真の花」
各気象台で、アジサイの開花を観測していますが、実際に開花を観測しているのは「真の花」と呼ばれる部分です。手まりのように丸く集まった部分は花ではなく、ガク片で装飾花です。「真の花」は、上の写真のように、装飾花の奥に隠れている小さな花のことです。
各気象台の標本木で「真の花」が2~3輪咲いた最初の日を、アジサイの開花日としています。