今夜から明日(2日)にかけての中国地方は、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、梅雨前線の活動が活発になる見込みです。大雨のおそれがありますので、今後も気象情報を確認するなど雨への備えを行ってください。なお、雨雲が予想以上に発達した場合は、警報クラスの大雨になるおそれがあります。

●今夜から明日(2日)は局地的に雷を伴い激しい雨

明日(2日)6時までの24時間降水量(いずれも多い所)は100mm、明日(2日)6時から明後日(3日)6時までの降水量(いずれも多い所)は100mmから150mmの見込みです。
また今夜から明日(2日)の昼過ぎまでは、1時間に30mmから40mmの激しい雨が降り雷や突風を伴う所があるでしょう。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。

●台風2号　明日(2日)は沖縄本島地方に最接近

現在(1日10時)、大型の台風2号は宮古島の南東の海上を北上しています。
明日(2日)は進路を東よりに変え沖縄本島地方に最接近し、その後はスピードを速めながら日本の南の海上を通過する見込みです。
中国地方は台風の直接の影響はありませんが、台風周辺の湿った空気が流れ込み梅雨前線の活動が活発になるため、大雨のリスクが高くなるでしょう。
台風から離れていても大雨にかなり注意が必要になりますので、最新の台風情報をご確認ください。

●ハザードマップ　確認するポイント

ハザードマップで自宅周辺の浸水や土砂災害の危険性が高い所を把握してください。
避難場所(指定緊急避難場所)を確認する際は、災害の種類によって避難場所が異なりますので、洪水や土砂災害など災害ごとの複数の避難場所をチェックしてください。
また避難経路においては、大雨で道が川のようになってしまったり、河川付近の道は通行するのに危険を伴う場合がありますので、複数の避難経路を把握しておきましょう。
国土交通省や各自治体のホームページなどからハザードマップを入手することが可能です。ハザードマップは随時更新されますので、定期的に更新し最新の情報を利用してください。

情報提供元： tenki.jp日直予報士