北海道 12日(水)から13日(木)は黄砂の大量飛来に注意。
12日から13日は全道の広い範囲で黄砂が予想されています。札幌では2021年5月8日に黄砂を観測しており、2年ぶりの黄砂飛来となりそうです。視程が5キロ未満となった場合は、交通への障害が発生する恐れがありますので注意が必要です。
※「視程」とは、水平方向での見通しのきく距離です。
●全道的な黄砂飛来となりそう
12日から13日にかけて、北海道内では広い範囲で黄砂が予想されています。黄砂により見通しが悪くなり、視程が10キロ未満となる所があるでしょう。また黄砂の状況などによっては視程が5キロ未満となる所もある見込みです。
12日は午前中は広く雨が降る見込みで、この雨が乾ききらないうちに黄砂が流れ込み始める可能性があります。このため屋外では車や洗濯ものに黄砂が付着するなどの影響が予想されます。また、特に視程が5キロ未満となった場合は、航空機など交通への障害が発生する恐れがありますので注意が必要です。
洗濯物の外干しは避けることはもちろん、濃い濃度の黄砂が飛来するような場合は屋外での長時間にわたる激しい運動は避けるようにしましょう。また、呼吸器や循環器に疾患のある方や小さい子供や高齢者の方などは外出を控えたり、外出の際はマスクや眼鏡で対策を心がけましょう。
天気予報や気象庁などの黄砂情報も確認が必要です。