関東 あす8日(土)は大気の状態が非常に不安定 午後は急な雷雨や突風の恐れ
あす8日(土)の関東地方は大気の状態が非常に不安定になる見込みで、午後は突然の雷雨や突風、ひょうなど恐れがあります。お出かけの際は天気の急な変化に十分ご注意ください。
●今夜も横殴りの雨に注意
関東地方は、今夜は寒冷前線が通過する影響で、局地的に強い雨が予想されます。南風の強い状態も日付が替わる頃までは続く見込みです。傘を使用する際は飛ばされないように十分ご注意ください。
強風や大雨の影響で、道路や鉄道、空の便など一部に影響が出るかもしれません。車を運転する際は、橋の上などは特に風が強いので、ハンドルをとられないようにお気をつけください。
●あす8日(土) 午前中は晴れても油断禁物 午後は局地的にカミナリ雲発生
あす8日(土)は、寒冷前線は東へ抜けますが、上空に寒気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定になる見込みです。
午前中は晴れ間の出る所もありますが、油断はできません。午後になると局地的に雨雲やカミナリ雲が発生して天気が急変する恐れがあります。夏の夕立のような天気になりそうです。
急な強い雨や落雷、竜巻などの激しい突風、ひょうに十分な注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、安全な建物の中に移動するようにしてください。
●竜巻の前兆
竜巻が発生しやすい気象状況になると、気象庁は「竜巻注意情報」を発表して、注意を呼びかけます。また、「雷注意報」が発表されている時も注意が必要です。ただ、屋外にいる時など、「竜巻注意情報」や「雷注意報」が確認できない場合もあります。竜巻の原因となる「発達した積乱雲」が近づく前触れを覚えておきましょう。
①昼間なのに真っ黒い雲が近づき、周囲が急に暗くなる。
②ゴロゴロという雷の音が聞こえたり、雷の光が見えたりする。
③ヒヤッとした冷たい風が吹く。
また、大粒の雨が降りだしたり、ひょうが降りだすこともあります。ただ、竜巻の前に、これらの前触れが必ず発生するとは限りませんし、ハッキリしない場合もあります。少しでも異変を感じたら、早めの避難が必要です。外出先などでは予め避難場所を確認しておきましょう。
●あさって9日(日) 安定した晴天で行楽日和
あさって9日(日)は、上空の寒気が抜けて、関東地方は広く高気圧に覆われる見込みです。各地とも安定した晴天となるでしょう。急な雨や強い風を気にせずにお出かけできそうです。
朝は冷えて、最低気温は10℃を下回る所がほとんどです。ただ、日中は過ごしやすくなり、最高気温は17℃~18℃くらいの予想です。日差しが多く、風が穏やかなので、一段と暖かく感じられるでしょう。朝と日中の寒暖差が大きくなる所もあるので、出かける時間に合わせて服装を選んでください。